
オリジナル 複音ハーモニカソ独奏曲アップしました
複音ハーモニカの特長を生かしたオリジナルの独奏曲を作りアップしました。 複音ハーモニカはとても奥が深く、高度な音楽表現を発揮させるテクニックを盛り込むことが編曲の難しいところです。
この曲(「波」)ではハーモニカを3本もちますが、ハーモニカを複数本持って演奏するのはどういう場合か、どういう長所があるのかを考えてみました。(ハーモニカを複数本持つ件について解説した本は私の不勉強のせいでしょうか見たことがありません)
●まず複音ハーモニカの種類ですが、調と音階に対応して多くの種類が作られています。正確には把握していないのですが40〜50種類くらいあると思います。メジャー12種類(調は12あるので)、マイナーはハーモニックマイナー12種類、ナチュラルマイナー12種類(メロディックマイナーハーモニカは無いようです)、その他ドミナントハーモニカ(何種類あるか不勉強で把握できていません)、グリッサンドハーモニカ(同左)などがあります さら特別の音階(スケール)のハーモニカを特注する演奏家もいるようです。
●曲を演奏するのに複数のハーモニカを持って切り替えて演奏するのは次の理由からです。
たとえばCメジャー調のハーモニカの場合、C#などの非音階音は出せませんのでC# 調などのハーモニカを使います。転調や移調するときもその調のハーモニカを使うことが普通です
。この非音階音は、曲にはセカンダリドミナント(ドッペルドミナント)が割とよく出てきますのでそれに関連したものが多いです。 また和音に関しては、Cメジャー調のハーモニカではGやFなどの和音が出せません。(ソシレのソは吹く、シレは吸うので同時は出せません) そこでGの和音を出したいときはGメジャーなどのハーモニカを使います。
このような理由によって複数のハーモニカを持って演奏するのですが、 演奏が難しいのは、ハーモニカを切り替えるたとき、素早く所定の穴に口を命中させること、さらにはこれをレガートで演奏するときには一層むずかしいです。ハーモニカ3本持って一番上から一番下(または逆)に移る時は、速いレガート演奏はできるだけ避けるようにしなければなりません。
●これらのことも考慮に入れて編曲するというのがハーモニカ編曲の難しいところの1つです。私は一時は4本もっていただき演奏をお願いしたことがありますが、今では3本までにしています。
ハーモニカ独奏ではありませんが、1本+P という編成でもハーモニカは1本なので独奏に準じます。当サイトでアップしてある楽譜では 「複Hm+P」でサザエさん、高校三年生、上を向いて歩こう などが該当します。これらの曲を同時に演奏会で演奏するときはハーモニカを12本もっていくこともあります)
●以上はハーモニカのソロ演奏の場合ですが、複数人でアンサンブルする場合でも、一人で複数本もつ場合がかなりあります。それは別のおしらせ項目で説明したいと思っています。
以上もし参考になるようでしたら幸いです。